予定では一応泣いても笑っても最終の検討委員会。ここでの検討結果の答申を受けて実施設計がはじまります。実施設計とは、基本設計の内容を受けて実際に造り上げるためのミリ単位の設計を意味します。ということは、この検討委員会において協議された内容がほぼ最終の駅広像になるというとても重要な会だったんです。
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ところがです!
ぜんぜん、「最後の検討委員会!」、「答申内容はこれでいきます!」という内容の委員会ではないんです。
本日最も心に残った委員の言葉・・・
『北口駅前広場についてはほとんど検討してきませんでしたね
・・・おいおい、今日は最後の委員会やろ!。
そしていろいろ個別に検討を必要とする意見が出されます。
『南口駅前広場に一般車を入れない現行案では、周辺道路に違法駐車して送迎する車が現れる。また、進入禁止にしても無理矢理入ってくる確信犯的車に、バスやタクシーの運行や安全が乱される恐れがある。南口には駐車場ではなく、超短時間の送迎のみを対象とした停車場を設置できないか』
・・・個人的には大いに賛成です。まったくもってその通りだと思います。自動車よりも公共交通を優先させたまちづくりを推したいのですが、自動車を拒絶できるほど高知のまちの公共交通網は熟成してません。
ここで大いに吹き出しそうになったのが、委員ではなくオブザーバーとして出席していたタクシー関係者の意見。『今までは一般車を入れないという方向だったが、もし一般車の進入を認めた場合、止めてはいけない場所に止めるような一般車が現れ、その車と事故が起きた場合の責任の所在が不明なので、一般車の進入は困る!』・・・ということ。まあ駅広のこととは別に思ったのですが、『じゃあ、普段からはりまや橋や追手筋、大橋通・・・市内至るところに不法に駐車して客待ちしているタクシーは何なんだ!。なんと都合のいい解釈だ!』。
駅に必要な機能はたくさんありますが、はずせないのは様々な交通網の結節機能であると思います。しかし交通結節機能を重視した駅広計画を考えるためには、市民から支持され、利便性の高い交通システムがまちに存在している必要があります。残念ながら高知の現状はとてもそんなレベルではありません。しかしだからといって自動車最優先のまちづくりを推進してしまうと、渋滞と排ガスと駐車場と郊外型大型店舗だらけの高知になってしまいます。それを避けるため(すでにそんな症状があちらこちらに出てますけど・・・)にも、また将来への布石として、ある程度公共交通を意識した駅前広場計画であるべきと思います。現行案にそのニュアンスは残念ながら感じられません。
議論は進みます。
C委員が再三に渡って訴えていたこと、『駅前広場だけで必要な機能を盛り込むのは不可能ということは明確。未来の子孫たちに“自慢できる駅”を残すためにも、本日で終わりではなく、もっと議論を重ねる必要がある!』
確かに絶対的に議論の時間と質が十分でないと思います。
結局のところ、駅前広場としては用地が狭いということを認識していながら、隣接する県有地やJR四国の敷地との連携をしようともしてこなかったツケがついに現れてしまったのです。「果たして高知駅の駅前広場として狭い敷地をどうすればクリアできるのか?」この大前提を横に置いたまま協議を無理に進めてきたから、最終の段階に来ていろいろと問題が出て来たのではないでしょうか?。
本日あらためて分かったことがいろいろありますが、駅周辺の街区にどのような施設ができるのか決まっていない現状では、どんな立派な駅前広場と駅舎ができても最終形でないということ。
また、県には「市と連携して高知駅を良い駅にしよう!」という意識がないということ。
「みんなの駅広会議」を発展させた「みんなの駅周辺都市整備会議(カタいから仮称)」の必要性を大いに感じました。
新しい駅前広場(南側)に現在のところ、一般車は入れません。はりまや橋方面から来る車は新しくできる駅北口にまわらなければなりません。
新しい駅に高速バスのターミナルは計画されていません。乗り場は北口に整備の方向らしいですが、発券所も待合い所も計画されていません。それだけではなく公衆トイレも、ツーリストインフォメーションも現状では盛り込まれていません。
客観的に見て、何一つ成果を感じられなかった最終の検討委員会でしたが、解決できなかった山のような討議事項は委員長と副委員長のあずかりということで、なぜか最後はシャンシャンと終わってしまいました。
とにかく、がっかりした一日でした。
ちなみに私たちが皆さんと一緒に作成した「みんなの駅広会議 提言書」は、市の担当課が会場参加者(傍聴人も含む)全員に配布してくれました。
【高知駅前広場[現行計画の概要]の最新記事】


せめて頼むのであれば設計事務所や地元のコンサルなり建築関係を入れるべきですよ。そんなこともわからずに発注する市も市で、いったいいつまで同じような失敗を繰り返すの?と言いたいです。
なにはともあれ、今回の一連の「失望」は、いまにはじまったことではないですが県や市の職員の「まちづくり」にかける資質や意気込みの低さそのものです。
県や市の職員がこのブログを見ているなら、匿名でもいいから少しは意見を書いてください、といいたいですね。
『北口駅前広場についてはほとんど検討してきませんでしたね』って、委員長は何考えてるんです?
第一回の会議資料みても北口は重要な位置づけされているじゃないですか。まさか毎回南口の動線交錯や「交通機能で南口はいっぱい」だなんていう話ばかりしてたんじゃないですよね。
ああ、行けなくて良かった。
形式的な委員会は本当にやめてもらいたい。私も仕事で委員会を組織することがありますが、根回しはせず、都合のいい・悪いにかかわらず出てきた意見は歓迎しそれにできるだけ応えられるように対応します。それは誰のために仕事をしているかというと発言者(委員)の背景に「県民」が見えるからです。
今の時代、事業の延長願いやそれにともなう追加予算措置はできると思います。もし、工事の実施時期が決まっているのであれば、集中して議論もできると思います。
結局のところ、aniさんの言われるように、行政側の担当者とコンサル側の担当者の資質とやる気に大きく事業の賛否が影響されるのが実情です。
せめて、みんなの駅広会議の提言書については、後日でもいいので内容を吟味して、反映できる・できないの回答を述べていただきたいと思います。
何を言ってもダメでしょうがないのなら、もうトップをかえて外圧で仕事の仕方を変えるしかないのかもしれません。
今、一番恐れているのは、これまであまりにも失望的な対応が続いているので、市民がものを言わなくなる、ひいては市民の主体性・企画力・実行力まで奪って高知市全体が疲弊してしまうことです。
このような状況をみるといつも仕事上の師から怒られていた言葉を思い出します。
私が入社したての頃は、仕事の進め方もヘタで社長からずいぶん怒られました。その時に言われたことは「人は誤りを指摘することは案外しんどくってしずらいことなので、指摘されなければそれでいい(幸い)なんて考えるのはもってのほか」だと。
さらに、他の人から指摘されて赤っ恥をかくのがいやなら次のことを心がけるようにとも言われました「人は起こしたことに非難されるのではなく、起こしたことにどう対応するかによって非難される」と。これは民間も行政も大切な考え方だと思って心に刻んでいます。
今一番言いたいことは、これかもしれません。
賛成!
「こんな意見書がまとめられてくる県もなかったな〜」と、ヤル気のある市民の意見が、いい形で県外のコンサルの方や関係者の方々に伝染することを信じています。
とにかく!いい案がいっぱいあるなー、これを元にもう一度集まりましょうよ!我々、市民代表やもん。という委員さんがきっと出てくる!そんな気がします。
『「みんなの駅広会議」を発展させた「みんなの駅周辺都市整備会議(カタいから仮称)」の必要性を大いに感じました。』
に共鳴。
そうですね、新堀川を残してという私たちもお邪魔できますしね。
『高知遺産 新堀川』
http://white.ap.teacup.com/shinbori/
検討委員会は、結局行きませんでした。まだ3月にあるのかと思ったら、今回が最後だったのですね。
検討委員会は、なんか、問題山積みで、空中分解してしまった感じなんでしょうか? これを委員長と副委員長の責任でまとめると言ったって、どうまとめると言うんでしょうね? 各委員とメールでやり取りするくらいであれば、現行の計画案と大して変わらない内容でまとまってしまうんでしょうかね? 委員長や副委員長が本当に責任を感じていたら、かなり困っている状況だと思うんですけど、検討委員会では困っている感じでもなかったんですか? A案でいいと思っているのか、それとも各委員やオブザーバーの積極的な発言がないので投げやりになってしまっているだけなのか? いや、中にはC委員のように積極的な委員もいるみたいだけど、大勢が積極的ではないということで・・・。
でも、そもそもみんな積極的になれない原因は、県が協力的でないからかもしれませんね。県が協力的にならないなら、JRも協力的になろうとしないのは、分かり切っていることですよね? 「行政である県が市に協力しないのに、なぜ民間である自分たちだけ協力しなければいけないのか?」と当然思いますよ。県の方は逆に、「市から具体的な提案がなかったのが原因だ」と言うのでしょうけど・・・。そういうすれ違いをうまく調整して解決するのが、大物政治家だと思いますが、政治家である市長が積極的に動かないのなら、委員はみんな知事が動いてくれることを期待していたのかもしれませんね。ところが、一方的に大学・図書館・ホールの移設を打ち出してきたものだから、「こりゃダメだ・・・」と諦めたのかも。(笑)
さて・・・、委員長も副委員長も大学の先生ですよね? まあ大学の先生にもいろんな人がいると思いますが、良い先生というのは、学生とのコミュニケーションも大切にしますし、社会との関わりも大切にすると思います。だからこそ、駅前広場の半分をコミュニティ機能として強引に?残したのではないかと推測します。コミュニティ機能を大切にするのでなければ、もっと交通結節機能に使えばいいだけの話ですからね。それで各種問題は解決するのですから。ということで、私は、2人とも少しばかり「投げやりモード」になっているだけだと信じたいです。
で、もしそうであれば、空中分解してしまったのは不幸中の幸いかもしれません。というのは、2人の先生に、市民からの積極的な意見を届けることによって、非公式のワーキンググループを立ち上げることができるかもしれないからです。でも、あまり時間が残ってませんよね。時間があれば、計画案を根底から変えさせる可能性があるのかもしれませんが・・・。そこで、時間を作り出すためには、委員会の結論を、「多くの難問を検討するには時間が足らず、委員会の結論が出なかったので、継続して検討審議したい」というような内容にしてもらったらいいんですよね。各委員にとっては不名誉な結論かもしれませんが、みんな本音では現行案で良いとは思ってないはずですから、そういう結論になるよう委員長に根回ししてもらいましょうよ。無理かな〜? 案外、委員長もそういう結論を出すつもりだったりして。(^^;
一度みんなで先生に会いに行きませんか? あんまり人数が多くてもお邪魔になるだけなので、3〜4人で。でも、私は日頃から市民活動をしている人間でもないので、あまり出しゃばると返って迷惑だろうし、会いに行くのは駅広実行委員会にお任せでいいです。「お任せはけしからん」とか「言い出しっぺだから行け」というのなら私も行きますけど、駅広実行委員の方はみんな行きたがりそうだし、私が人数分に入る余地はないのでは?(笑) もっとも、そちらでも「会いに行こうか」という話が出てるんじゃないですか? 出てないですか?(笑)
2人の先生と話をしてみても、どうもうまく行きそうにないということであれば、委員会の「正式な結論」を標的にして、大々的に市民活動をすることになるのかもしれませんね〜。(^^;